Googleスプレッドシートのホーム画面で「テンプレートギャラリー」を選択すると、多くのテンプレートがありますが、「日付を入力しても自動でカレンダーが生成されない」「進捗状況が視覚化されておらず、把握しづらい」などの問題があり、使いづらいことがあります。ガントチャートを作るための拡張機能のアドオンもありますが、「不要な機能が多く含まれている」のが嫌でした。
そこで、自分でシンプルで使いやすいガントチャートを作成し、公開することにしました。その名もPD4Aガントチャートです。無料でダウンロードできます。
こんな方にオススメ!
ガントチャートのテンプレートを探しているけど…良いのが見つからない..。
サクサクっ高性能でシンプルで使いやすく、簡単に、自分好みに編集できて、サクっと、無料ダウンロードして使いたい!
そもそもガントチャートとは?
ガントチャートとは、タスクの進捗やスケジュールを視覚的に表示する工程表のことです。Googleスプレッドシートで作成するガントチャートは、タスクの進行状況を簡単に管理するための強力なツールです。
ガントチャートの基本構造
ガントチャートは以下のように構成されます。
- 縦軸:タスク名や依存関係、期日など
- 横軸:時間軸(日付や時間)
これにより、どれだけのタスクが残っているか、スケジュールの調整が必要かを一目で把握できます。
Googleスプレッドシートでプロジェクト管理を行うメリット
・情報の一元化:情報が属人化せず、誰でもアクセス可能
・リアルタイム共同編集:社内メンバーと同時に編集でき、情報共有がスムーズ
このため、Googleスプレッドシートを使ってプロジェクト管理を行う企業が増えています。
PD4Aガントチャートの特徴
機能は充実させつつ、シンプルなガントチャートです。
自由にカスタマイズしやすい
頻繁に入力すると思われる箇所には関数を使ってないので自由度が高い。囲ったところのみ関数を使用しています。進捗状況のグラフは不要だったら、列ごと削除してください。※Google Apps Script(GAS)も使っていないシンプル仕様です。
プロジェクトの開始日を入力すると、2ヵ月分の日付を自動生成
手入力しなくて良いから楽ちん!
タスクの階層化できたり、責任者と担当者の欄を用意
地味だけど、大切なところ
本日の日付が赤線で表示されて把握できる
完了のチェックで、日付をグレーアウトする仕様
完了タスクの把握が一発でわかる
進捗のパーセンテージに合わせて、工数にも色を反映
より視覚化してタスクの完了状況がわかる
テンプレートのダウンロード
「[スプレッドシート版]PD4A ガントチャート」と「[EXCEL版]PD4A ガントチャート」の
ダウンロードURLは、自動返信メールにてお送りします。ご希望の方は、以下にメールアドレスをご入力ください。
プロジェクト管理を効率化するために、ガントチャートのテンプレートを無料でダウンロードできるようにしています。ガントチャートは、タスクの進行状況を見える化する強力なツールですが、実はプロジェクトの全体像を把握するためには「WBS」とセットで使うとさらに効果的です。
次は、このWBS(Work Breakdown Structure)とガントチャートの違いと、それぞれの役割について詳しく見ていきましょう!
WBS(Work Breakdown Structure)とガントチャートの違い、何がどう違う?
プロジェクトを効率的に進めるために欠かせない「WBS(Work Breakdown Structure)」と「ガントチャート」。どちらもよく耳にするツールですが、「何がどう違うのか?」という点をきちんと理解している方は意外と少ないかもしれません。
ここでは、それぞれの役割やメリット・デメリット、さらに上手な使い分けについて解説します。
WBSとは?プロジェクトを「分解」するためのツール
WBSは、プロジェクトを「細かく分解するためのツール」です。プロジェクト全体を小さなタスクに分割することで、全体像が把握しやすくなります。
たとえば「新商品開発」を進める場合、
- 商品企画
- デザイン
- 製造
- 販売戦略
などの大きなタスクに分け、その下に「市場調査」「デザイン案作成」などの細かいタスクを整理していきます。こうして全体を可視化し、何をいつまでに完了する必要があるかを見やすくすることができます。
WBSのメリット
- 全体像の把握:タスクの流れや構造がひと目でわかり、プロジェクトの抜け漏れを防ぎやすくなります。
- 役割分担が明確:各タスクが明確に定義されているため、担当者やリソースの割り振りがしやすいです。
WBSのデメリット
- 細分化が複雑:大規模なプロジェクトだと、タスクの分解に時間がかかることがあります。
- スケジュールがわかりにくい:WBSはあくまで構造図なので、具体的な進行スケジュールは別途管理が必要です。
ガントチャートとは?スケジュールを「見える化」するためのツール
一方、ガントチャートは「スケジュール管理」に特化したツールです。各タスクの開始日や終了日を横軸に沿って並べることで、プロジェクトの進捗や各タスクの関係性がひと目で把握できるのが特徴です。
例えば、WBSで分けたタスクを横に並べて期間を示すバーを追加することで、「いつ、どのタスクが実行されるか」を視覚的に表現できます。
ガントチャートのメリット
- 進捗管理が簡単:タスクの進行状況が可視化され、どのタスクがどれだけ遅れているかがすぐにわかります。
- リソース配分の調整がしやすい:タスクの重複やリソースの集中がひと目で把握でき、必要に応じて調整ができます。
ガントチャートのデメリット
- 複雑なプロジェクトでは見づらくなる:タスクが増えるとガントチャートも複雑化し、管理が難しくなることがあります。
- タスクの依存関係を表しにくい:各タスクの順序や依存関係をうまく表すには、ガントチャートだけでは難しい場合もあります。
WBSとガントチャートの違い
ここで、WBSとガントチャートの違いを簡単に整理しましょう。
項目 | WBS | ガントチャート |
---|---|---|
役割 | タスクの「分解」 | スケジュールの「見える化」 |
メリット | 全体像の把握が容易、役割分担が明確 | 進捗管理が容易、リソース配分がしやすい |
デメリット | 分解作業が複雑、スケジュールがわかりにくい | 複雑なプロジェクトでは見づらい |
構成 | 階層構造(タスクの一覧) | タイムライン構造(期間・日付を示す) |
主な目的 | プロジェクト全体の見通しを良くするため | 進捗状況やスケジュール管理のため |
WBSとガントチャートの使い分けが重要!
WBSとガントチャートは役割が異なるため、どちらか一方だけではなく、両方をうまく組み合わせて使うのが理想的です。
まずWBSでプロジェクト全体のタスクを明確に分け、その後、ガントチャートでタスクのスケジュールを管理する。この流れで使えば、プロジェクトの全体像と進捗をしっかり管理でき、より効率的にプロジェクトを進められます。
まとめると、WBSとガントチャートは、それぞれ異なる視点でプロジェクトを支える重要なツールです。うまく組み合わせて活用し、プロジェクト管理をより効率化していきましょう!
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