TS-77NCとTS-77JS-Cの違いは?結論から言います!
アルパカの小型対流式は、実力がほぼ同等。どちらも3.0kW出力・タンク3.7L・連続燃焼約10時間で、冬キャンプ〜停電対策まで“使える数値”が揃っています。違いは主に「サイズ(高さ)」と「ブランド/サプライ体制(販売元)」、そして「しん型番(補修パーツ系)」といった実務面です。TS-77NCはALPACA PLUS(国内正規)で、高さ420mm。TS-77JS-Cは“newアルパカ”(国内正規)で高さ405mmと、わずかに背が低い設計。どちらもJHIA認証・PSC基準適合で安全性は確保されています。
両モデルに共通する“魅力”
・対流式の3.0kWで暖まりが速い。実測系のレビューでも“体感は強い”という声が多いです。
・タンク3.7Lで約10時間。1泊キャンプは無給油運用もしやすい。
・JHIA認証・PSC技術基準に適合。国内で安心して使える体制。
・マッチ/ライター点火のシンプル構造で故障リスクが低い。

“カチッ”とスイッチじゃなくて、あえて単純構造が好き。
実はここがポイント
積載と設置のしやすさ
TS-77JS-Cは高さ405mm、TS-77NCは420mm。わずか15mm差でも、ラゲッジやラックの棚割り次第で積みやすさが変わります。車載やソロ幕の天地方向に余裕がない人はJS-Cが有利。
サプライ体制とアクセサリー
TS-77NCはALPACA PLUS(alpaca-japan)から展開。専用バッグ付属の正規販売ページも多く、国内流通が安定。TS-77JS-Cは“newアルパカ”(happiness系)で純正パーツの型番表記(例:しんTS-77JC)が明確。補修前提で選ぶ人には心強い。
メンテナンス視点(しん型番の違い)
NCは「TS-77NW」、JS-Cは「TS-77JC」系。将来のしん交換を見据えるなら、流通している型番を事前確認しておくと安心です。



消耗品の入手性、買う前にここだけは要チェック。
スペック比較表:数字で違いをチェック
| 項目 | TS-77NC(ALPACA PLUS) | TS-77JS-C(newアルパカ) |
|---|---|---|
| 型式名 | TS-77NC | TS-77JS-C |
| 種類 | 自然通気型開放式(しん式・自然対流形) | 自然通気形開放式(しん式・自然対流形) |
| 暖房出力 | 3.0kW | 3.0kW |
| 燃料消費量 | 0.293L/h | 0.293L/h |
| 油タンク容量 | 3.7L | 3.7L |
| 連続燃焼時間 | 約10時間 | 約10時間 |
| サイズ(mm) | 高さ420×幅350×奥行350 | 高さ405×幅350×奥行350 |
| 重量 | 6.6kg | 約6.6kg |
| 暖房のめやす | 13〜17㎡ | 13〜17㎡ |
| 点火 | ライター/マッチ | ライター/マッチ |
| 使用燃料 | JIS1号灯油 | JIS1号灯油 |
| 安全装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) | 対震自動消火装置(しん降下式) |
| しんの種類 | 普通筒しん(TS-77NW) | 普通筒しん(TS-77JC) |
| 付属品 | 専用バッグ付(正規販売ページ記載) | 専用ケース付(記載あり) |
| 認証・基準 | JHIA認証/PSC技術基準適合 | JHIA認証/PSC相当の国内安全基準適合 |
どっちを買うべき?選び方のポイント
・車載や棚の高さがシビア→JS-C(405mm)。
・付属バッグまで含めた“買ってすぐ使える感”→NC。
・補修パーツの型番確認を重視→JS-C(TS-77JC系)。
・家庭とキャンプの兼用、安全基準重視→どちらもJHIA/PSC適合でOK。
TS-77NC(ALPACA PLUS)
まとめ:後悔しないのはコレ!
性能は事実上ドロー。積載・付属・メンテで自分の運用に合う方を。悩んだら、車載に余裕がある人はTS-77NC、コンパクト性と補修の見通しを優先する人はTS-77JS-Cを選べば満足度は高いはずです。








