こちらのページを見つけて頂いたという事は、水を気にしていますね?
そうです!水は人間が生きていく上で欠かせません。人間の60%~65%は水で出来ています。(※成人の方の場合) 水がないと死にます。では、日常生活での水の摂取はどれくらい意識していますか?今回は、水に対して真剣に考えている方へ、役に立つページになればと思っています。
先に言っておきますと、「浄水器」「ウォーターサーバー」「宅配水」「ペットボトルのミネラルウォーター」「RO水」については記載してないです。今回は「蒸留水」について記してます。蒸留水とは何か?今まで浄水器しか知らなかったけど、蒸留水も良いかも!と思ってもらえると嬉しいです。
そもそも蒸留水とは?
蒸留水は、水を蒸発させ、その蒸気を再凝縮して得られる方法で生産された純粋な水です。このプロセスにより、水中のほとんどの不純物やミネラルが取り除かれ、高い純度の水が得られます。ちなみに、水道水には主に塩素、トリハロメタン、アルミニウム、ヒ素、農薬、鉛、有機フッ素化合物などの不純物が含まれています。
※次亜塩素酸ナトリウム(塩素の一部。主に水道水の消毒で使われている。残留塩素はこれが残っている)
※次亜塩素酸カルシウム (カルキと言われて、塩素の一種です。プールの消毒などで使われる。水道水には入っていない。)
簡単に説明すると、
鉛
日本全国の配管の約25%がいまだに鉛製のため、水に溶け出して入る。
トリハロメタン
トリハロメタンは、塩素消毒をしたときに発生する物質です。このトリハロメタンは、発がん性の恐れがある物質といわれています。
アルミニウム
現代の水道水は、急速ろ過方式です。川の汚れをとるために、凝固剤(ポリ塩化アルミニウム)を入れて汚れを早く沈殿させてる。川が汚れているほど、この薬品が在留する。ヒトがアルミニウムを経口摂取しても99.9%はそのまま体外に排出され、吸収されるのは0.1%と言われていますが...。
ヒ素
ヒ素は発がん性のある物質であり、大量に摂取すると免疫機能や造血機能に影響を与えます。特に人体においては、肝臓や腎臓に有毒作用する物質です。
ミネラル
そもそもミネラルとは?良いイメージがありますが、実体は鉱物(無機物)のことです。
人体に必要な成分もあれば、水銀や鉛のように有害な成分もあります。
塩素(次亜塩素酸ナトリウム)
塩素は水道水の安全性を確保するために必要な成分で、水道法により塩素を入れなければならないと定められています。塩素によって、病気につながるような菌を消毒しているのですが、蛇口を捻って出てくる水道水に含まれる塩素は正確には「残留塩素(遊離残留塩素)」になります。終的に私たちが飲んだり浴びたりして使うその瞬間まで衛生管理をするのが残留塩素の役割です。
実は、残留塩素の濃度基準は、水道法第22条によって定められており、各家庭の蛇口(給水栓)で、1リットル当たり0.1mg(0.1ppm)以上の濃度を保持していることが義務づけられています。
※ちなみに、諸外国の基準は0.1mg(0.1ppm)以下です。
※1ppm = 1mg/L 1L中に1mg入っていると1ppmです。
厚生労働省 「水道法第4条及び第22条等の関係について」より引用
気になる点が、しかし、下限値は0.1ppmと定められている一方で、上限値は定められていません。
つまり、各県の水事情により水道事業者の判断により塩素を投入量が変わってきます。全国平均にすると1.0mg(1.0ppm)と言われており、基準の10倍ですね。
日本の水道水塩素濃度は世界一高いと言われている理由かもしれません。(そもそも海外諸国では0.1mg(0.1ppm)以下で十分消毒できるという認識だと思うのですが...。)
日本の水道水の塩素事情の画像を貼っておきます。
塩素の問題点
水道水の中に含まれる物質の中には、危険性が解明されていない、得たいの知れないものもありますが、それら危険な物質の濃度は低いです。ただ、濃度が低くても、水道水のように発がん性物質や、 その他の得体の知れない危険な物質が含まれている水が、 生まれてから、毎日、大量に体内に入ってくるのでしたら、 高齢になった時に、それが原因でがんになっても、全然不思議ではないです。
蒸留水は飲料できるの?危険じゃないの?
蒸留水は飲料用でなく試薬や医療用用途に使われ、飲用水でないと思っている方が多いですが、飲料用として販売されているものもあり、「飲むと危険」「飲んではいけない」というわけではありません。むしろ、不純物が取り除かれていて、安心とも言えます。海外では普通に蒸留水が飲料水として売られています。日本は水資源国だからミネラルウォーターが良いと真っ先に思っちゃいますよね。
気をつける点は、蒸留水は滅菌精製水と異なりますので、もしペットボトルなどで購入されたら、開封後はすぐに飲むようにしてください。
蒸留水の作用とは?体内に蓄積された老廃物・有害物質を溶かして排出する!
蒸留水は有害物質を溶かして排出するの?
博士たちが蒸留水の研究をされています。
気になる方は著書を読んでみてください。
ブラウン・ランドーン博士
水の重要な働きの1つは、身体を浄化することにありますが、どんな水でもよいというわけではありません。
博士はさまざまな水のそれぞれの特徴について触れたあとで、以下のように述べています。
蒸留水は、まず水蒸気となるため、不純物はすべて後に残され、純粋な水に変わります。
すべての不純物から解放された唯一の純粋な水です。
もし純粋な蒸留水であれば、同じやかんを10年使っても、やかんの内側には石灰はこびりつきません。
蒸留水を続けて使うことで、有害ミネラル、酸の結晶、身体がつくり出した老廃物をすべて、組織を傷つけずに溶かします。蒸留水は浄化のための溶剤です。
老廃物が溶けると、筋肉の運動によって組織から血液の中へと毒素の分解が促進されます。血液に運ばれた老廃物は排泄器官で圧搾され、体外に排出されます。
ランドーン博士は、カレル博士の行った、生きた鶏の心臓の実験を見て、事故以外の死と老衰は、排出されない老廃毒素によって起こることを認めて、こう主張しています。「細胞の老廃物を定期的に洗い流すと、ほとんど不死のように思える。蒸留水は、すばらしい溶剤で、このほかに身体の罪を洗い流すことのできるものは1つもない」
蒸留水は物質を溶かす力がとても大きく、血管や組織・器官に蓄積した有害ミネラルや老廃物などを効率よく溶かし、身体の外に排泄していくことができます。引用部分で触れられているカレル博士とは、鶏の心臓の一部を取り出して試験管の中で半永久的に培養することに成功し、1912年にノーベル生理学医学賞を受賞したアレキシス・カレル博士のことです。彼の行った実験の成功のカギは、栄養分を与えるとともに、細胞から培養液中に排出される老廃物を絶えず洗い流したことにあります。同様に私たちの身体の中の細胞も、老廃物や身体が取り込んでしまった有害物質を絶えず洗い流してあげることによって、老化することなく長寿をまっとうすることができるようになるのです。そのためのカギが蒸留水なのです。
ポール・ブラッグ博士とパトリシア・ブラッグ博士
ブラッグ親娘博士によると「水(硬水)の中に含まれている無機ミネラルによって、脳卒中、動脈硬化、関節炎、肝硬変、腎臓結石、胆嚢結石、記憶喪失、老衰などのさまざまな病気や症状が引き起こされるといいます。そして無機ミネラルの蓄積によって引き起こされる病気は、蒸留水を飲むことによって回復することができるのです。それは蒸留水が無機ミネラルを効率的に洗い流すからです。ひどく汚染され、有毒物質に満ちた現代では、地球上で蒸留水がもっとも純粋な水なのです。蒸留水は身体の中に入ったとき、いかなる痕跡も後に残しません。蒸留水は、身体のろ過装置である腎臓の機能を促進するうえで、もっとも完全なる水です。血液にとっても、もっとも完璧な水です。肺や胃、肝臓、そのほかのあらゆる器官が効果的に機能を果たすうえでも、理想的な液体です。どうしてかって?なぜなら蒸留水には、無機ミネラルが一切含まれていないからです。とても純粋な水なので、あらゆる液体の薬はすべて蒸留水を使って製造されているほどです。
※石灰岩から溶け出した炭酸カルシウムなどの無機ミネラル。硬水に溶けている無機ミネラルは有害ですが、一方、有機ミネラルは身体の健康にとって欠かすことのできない大切な物質です。
株式会社I.H.M.よりポール・ブラッグ博士とパトリシア・ブラッグ博士の記述を引用
フンザ地方の人々の長寿の秘密を解明したアレン・バニック博士の著書から
蒸留水は身体の中に入ると、関節や動脈の壁、あるいはそのほかのミネラル沈着が起きているような部位からミネラル沈着物を溶かし出し、身体の外へと運び出してくれます。胆嚢結石や腎臓結石は少しずつ小さくなって、ついには安全に輸送管を通って出てくることができるようになります。関節はよりしなやかに、動きやすくなっていき、少しずつ関節炎の痛みが減っていきます。血圧が正常に近くなるにつれて、動脈は少しずつ弾力を取り戻していきます。人生に対するあなたの姿勢は若々しいものになり、野心を取り戻すでしょう。そしてギーギーと音を立てる揺り椅子は、布で包まれたゴルフ・クラブに取って替わることでしょう。硬水は不活性のミネラルを身体の中に運び込み、蒸留水は逆にそれらのミネラルを身体の外に運び出す ― じつに単純な仕組みです。蒸留水を飲むことが、これらの老化に関わる病気を予防するうえで極めて効果的な方法なのです。
株式会社I.H.M.よりアレン・バニック博士の記述を引用
浄水器と蒸留水器の違い
蒸留水器と言うと、浄水器?と思いますが、全く仕組みが違います。
浄水器
フィルターで水をろ過してキレイにするものです。
蒸留水器
水を沸騰させて、出てきた蒸気を再度冷やして水に戻すものです。蒸発する際に、不純物が離れ純粋な水のみ取り出すことができます。
蒸留水の用途
・飲料水
・お料理
食材本来の味を引き出すことが出来ます。料理が美味しくなります。そして、健康にも良い。
・ペット
犬、猫にも安心です。祖母の猫ちゃんは、今まで水をあまり飲まなかったのですが、蒸留水に変えてからいっぱい飲むようになりました。結石の心配がなくなりました。
・植物
・アイロン 加湿器
長く使っているとカルキが製品に不着しますが、蒸留水は不純物がないので、キレイな状態を保ちます。
・化粧水
結局、どの蒸留水器が一番良いの?
子供の健康のために気を遣うようになって、家庭用の浄水機を色々と調べていましたが、どうしても浄水機の除去率80%との表記で、20%は不純物を摂取していることに本当に大丈夫なの?と思ってました。調べていくと、蒸留水器が純粋な水になると知りました。手軽に家庭で蒸留水器はどれなのか調べると、メガキャットの蒸留水器の一択になります。(「Google検索」「楽天」「yahoo」「amazon」「蒸留水器」「ランキング」「さくらチェッカー」等々色々調べましたが...。)
メガキャットの蒸留水器のメリットは?
〇安心・安全な水を家庭で作れる
人間の成人の体は60%~65%が水でできています。安心安全な水にできるのは、大事ですね。
〇同じような家庭用蒸留水器の中でも、本体価格が比較的安め。
〇カートリッジ交換が不要
〇ランニングコストが安い。4リットルの水を作るのに、電気代は約108円。市販のペットボトルや宅配水よりも安価で安心
ケトルと同じように電気で水を沸騰させてから、ファンで冷却しており、すべて電気で動きます。
ランニングコストは、4リットルの蒸留水を作るのに、約108円です。
消費電力が580wで、4リットルを蒸留水にするのに、約6時間かかります。
※夏場だと5時間半ぐらいになります。
1回6時間、1kwh=31円で換算すると、6時間×31×0.58=108円
※全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「新電力料金目安単価」によれば、1kWhあたりの平均的な電気代は31円です
気になる点
・蒸留水製造時に冷却ファンの音がします。
このような音がします。上部の冷却ファンに近づけて45dbほど(意識しないと気にならないレベル)。設置場所を考慮し、ドアを閉めたり、外出時に動作されれば問題ないです。
・熱を発します。
夏場は特に暑くなります。6時間近く水を沸騰させるので、本体も熱を持ちます。冷却ファンからも熱風がでます。
・初期投資の購入金額3万5千~4万円かかります。
・ステンレス槽内の掃除。頻度は少なめですが、掃除する必要があります。
蒸留するとステンレス槽内に不純物が溜まっていきます。蒸留の回数を重ねると堆積していくので、クエン酸を使って洗浄します。
毎日、蒸留水をつくっている場合は、1ヵ月に一度は掃除するのが理想です。
・タイマーやデジタル表示などがない
水をステンレス槽に入れる際に、蓋と本体を繋いでいるコードを毎回引き抜かないといけないです。(仕組み上しょうがない)
デジタル表示がなく、どれくらい水が蒸留水ができたのか分からないです。本体全体としてアナログ感があります。(余分な機能がない分、堅牢性が高そうです。)
蒸留水器の構造
蒸留水器の仕組みは、水を沸騰させて蒸気にさせます。そして、その蒸気をもう一度冷却して水に戻します。
蒸留水を作るために、追加での消耗品は必要無いです。たまに掃除するためにクエン酸が必要になるくらいです。
不純物について
蒸留後にステンレス槽内には、カルシウムなども含まれているかと思いますが、それ以上に不純物が残ります。
蒸留の沸点分離で純粋な水とその他に分けることができます。