Microsoft ExcelのIF関数は、条件を指定して値を変化させる便利な機能です。多くの人が知っているものの、正しく使いこなせている人は少ないです。ここでは、ビジネスシーンで役立つIF関数の使い方を初心者向けにわかりやすく説明します。
エクセルのIF関数とは?
IF関数は、指定した条件に応じて異なる結果を表示するExcelの関数です。具体的には、「もし〇〇だったら△△、違うなら☆☆」という条件分岐を設定し、二つのうち一つの答えを出します。
例:
=IF(B2>=80, "合格", "不合格")
この式は、B2の値が「80以上なら ”合格”、そうでなければ "不合格"」を表示します。
「1分動画」を見ると、より理解が深まるよ😄
1分動画で解説
論理式に使える比較演算子
動画の例では80以上という条件を指定するために「>=」という記号を使いました。この他にもIF関数の論理式には「=」「>」などの記号を使用することができ、これらを比較演算子と呼びます。
動画で紹介した式:
=IF(B2>=80, "合格", "不合格")
IF関数の使える比較演算子は以下の6つです。
=
:等しい(例:B2 = 80
)<>
(もしくは!=
):等しくない(例:B2 <> 80
)>
:大なり(例:B2 > 80
)<
:小なり(例:B2 < 80
)>=
:以上(例:B2 >= 80
)<=
:以下(例:B2 <= 80
)
これらの演算子はIF関数だけでなく、他の関数でも頻繁に使用されます。
まとめ
IF関数はシンプルな式であり、他の関数と組み合わせて多様な応用が可能です。基本的な使い方を覚えて、Excelを使ったデータの整理や分析に活用していきましょう。