「PDH-1200TD1」と「ACH-LW12A」の違いは?先に結論からお伝えします
アイリスオーヤマのセラミックファンヒーター
PDH-1200TD1 と ACH-LW12A。
ざっくり結論を先に言うと、
- シンプルでコンパクト、最低限の機能でよければ「PDH-1200TD1」
- 電気代と快適さのバランスを重視するなら「ACH-LW12A」
という住み分けになります。
PDH-1200TD1は、
標準(1200W)と節電(700W)の2段階切り替え、人感センサー付きのコンパクトモデル。
一方でACH-LW12Aは、
最大1200Wの大風量で、ターボ・標準・節電の3モードに加え、室温センサーと人感センサーのWセンサー、4段階の温度ボタン(16・20・24・28℃)まで備えた、より“賢い”モデルです。
どちらも、木造3畳・コンクリート4〜4.5畳程度までの小空間を暖める用途を想定したセラミックファンヒーターという点は共通です。
「コンパクト&安定した定番」か、
「新しめの省エネ・自動運転モデル」か、
ここが2機種のいちばん大きな違いです。

どっちを買えば失敗しないかだけ知りたい…ですよね。
PDH-1200TD1とACH-LW12Aに共通する“うれしい魅力”
まずは、2モデルに共通するポイントから整理しておきます。
- セラミックファンヒーターなので、電源ONで立ち上がりが早い
- 小型・軽量クラスで、脱衣所やトイレ、足元用のサブ暖房にちょうどいい
- 転倒時OFFなどの安全装置が搭載されていて、子どもやペットがいても使いやすい設計
- 暖房の適用床面積は、木造3畳前後・コンクリート4〜4.5畳前後までが目安
購入者の声を見ても、
「脱衣所が寒くて子どもがお風呂を嫌がっていたけれど、設置してから嫌がらなくなった」
「エアコンのサブとして足元を暖めるのにちょうどいい」
といった、“小空間をサッと暖めたい”ニーズにしっかり応えている印象です。
「エアコンをつけるほどじゃないけれど、なんとかしたい寒さ」
「朝の洗面所やトイレでブルッと震えるあの時間を短くしたい」
そんな“ちょっと困る寒さ”にピンポイントで効かせたい人には、どちらも方向性としてはピッタリの暖房機です。
実はここがポイント。電気代・センサー・使い勝手の差をチェック
2機種の違いは、主に次の3つに集約できます。
- 消費電力と運転モードの段階
- センサーの種類と制御の賢さ
- 本体の世代・安心感
それぞれ、読み手目線でかみ砕いてみます。
3-1. 電気代を左右する“運転モード”の違い
PDH-1200TD1
- 標準:1200W
- 節電:700W(2段階)
ACH-LW12A
- ターボ:1200W
- 標準:1000W
- 節電:550W(3段階)
どちらも最大は1200Wですが、
ACH-LW12Aは中間の1000Wモードと、より弱い550Wモードを備えていて、細かく使い分けられます。
「最初だけターボ1200Wで一気に温めて、あとは標準1000Wや節電550Wでキープ」
といった運転がしやすく、電気代のコントロールという意味ではACH-LW12Aに一歩リードがある構成です。
一方PDH-1200TD1は、
「とりあえず強めに暖めたい」「シンプル操作でOK」という人に向いた2段階。迷わず使えるシンプルさはメリットです。
3-2. Wセンサーか、人感センサー単体か
センサー周りの違いは、かなり性格が分かれます。
PDH-1200TD1
- 人感センサー:人の動きに合わせてON/OFF
→ 在室時だけ動かし、いないときは自動で止めるイメージ
ACH-LW12A
- 室温センサー:室温に応じて運転を制御し、暖めすぎを抑える
- 人感センサー:人がいない時間が続くと自動OFF(5/10/20/30分から設定)
- 温度ボタン:16・20・24・28℃の4段階から目標温度を選べる
ACH-LW12Aは、
「人がいるかどうか」+「部屋が十分暖まっているかどうか」
の両方を見ながら動いてくれるので、
「つけっぱなしにしても、勝手に調整してくれている感じが安心」
「つい消し忘れても、人感センサーがフォローしてくれる」
という“精神的なラクさ”につながります。
【読者の心の声】
「正直、こまめにスイッチを操作する自信がない…
だから、ある程度は勝手にやってほしいんだよね。」
そう感じるタイプなら、WセンサーのACH-LW12Aがしっくりきやすいです。
3-3. サイズ感・取り回しの違い(ほんの少し)
本体サイズ・重さは、ほぼ同クラスです。
- PDH-1200TD1:幅約26cm×奥行13.5cm×高さ38.5cm/質量約2.5kg/コード長さ約1.8m
- ACH-LW12A:幅27cm×奥行13cm×高さ37.8cm/質量約2.4kg/コード長さ1.6m
幅・高さ・奥行ともに「ほぼ同じサイズ」で、重さもほぼ2.4〜2.5kgクラス。
コード長さがPDH-1200TD1の方が少し長い、ACH-LW12Aの方が少し軽い…というくらいの差です。
設置スペースや持ち運びやすさで大きく迷うほどの違いはないので、
ここは「サイズで選ぶ」というより、機能・センサー・運転モードで選ぶ形になります。



スペック表の数字以上に、“どう動いてくれるか”の違いが大事です。
スペック比較表:数字で違いをチェック
| モデル | PDH-1200TD1 | ACH-LW12A |
| 商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
| 販売ページ | Amazon 楽天 Yahoo | Amazon 楽天 Yahoo |
| 発売時期 | 2018年ごろ | 2024年8月発売 |
| 種別 | セラミックファンヒーター(小型) | 大風量セラミックファンヒーター Wセンサー付 |
| 電源電圧・周波数 | AC100V・50/60Hz | AC100V・50/60Hz |
| 最大消費電力 | 1200W | 1200W(ターボ) |
| その他の消費電力 | 節電:700W | 標準:1000W/節電:550W |
| 運転モード | 2段階(標準・節電) | 3段階(ターボ・標準・節電) |
| 温度設定 | 温度ボタンなし(出力段階のみ) | 温度ボタン4段階(16・20・24・28℃) |
| センサー | 人感センサー | 室温センサー+人感センサー(Wセンサー) |
| 人感センサー検知距離 | 約2m前後(同シリーズ仕様より) | 約2m(上下60°・左右90°) |
| 暖房の適用床面積(目安) | 木造約3畳/ コンクリート約4〜4.5畳程度まで (条件により変動) | 木造約3畳(4.9㎡)まで/ コンクリート約4.5畳(6.9㎡)まで(断熱材なし時) |
| 本体サイズ | 約幅26×奥行13.5×高さ38.5cm | 幅270×奥行130×高さ378mm |
| 質量 | 約2.5kg | 約2.4kg |
| 電源コード長さ | 約1.8m | 約1.6m |
| 安全装置 | 温度ヒューズ、転倒時OFFなど | 温度ヒューズ、電流ヒューズ、 温度過昇防止サーミスタ、傾斜センサーなど |
どっちを買うべき?PDH-1200TD1がおすすめな人・ACH-LW12Aがおすすめな人
PDH-1200TD1がおすすめな人
- ヒーターは「シンプルにスイッチON/OFFできればいい」と思っている
- 基本は短時間のスポット暖房(脱衣所・トイレなど)で使う
- 旧モデルでも気にならず、「必要十分」な機能があればOK
- なるべくわかりやすい操作がいい
イメージとしては、
「冬の2〜3ヶ月だけ、決まった場所で使う定番ヒーターがほしい」
というニーズに合うモデルです。
購入者の声でも、
「小さいのにしっかり暖まる」「足元用には十分」というコメントが目立ちます。
ACH-LW12Aがおすすめな人
- 電気代が気になるので、無駄な運転は減らしたい
- 「つけっぱなし」や「消し忘れ」が心配で、自動で制御してほしい
- 快適さと省エネのバランスを取りたい
- 新しいモデルの方が安心感がある
ACH-LW12Aは、
- 大風量
- ターボ/標準/節電の3モード
- 室温センサー+人感センサーのWセンサー
- 温度ボタン4段階
という構成なので、同じ“1200Wクラスの小型ヒーター”でも、
「賢く・ムダなく使いたい人向けのアップデート版」といった立ち位置です。
そう感じるタイプなら、ACH-LW12Aを選んだ方が“買ったあとにモヤモヤしない”可能性が高いです。
PDH-1200TD1
ACH-LW12A
まとめ:後悔しないのはコレ!
最後に、後悔しにくい選び方を一言でまとめると、
- スイッチ操作は自分でこまめにできる → PDH-1200TD1
- つけっぱなしや消し忘れが心配 → ACH-LW12A
という分け方がシンプルです。
どちらも、
- 小空間を素早く暖める
- 転倒OFFなどの安全装置で“怖さ”を減らしてくれる
という意味では頼れる相棒になってくれます。
そのうえで、
「暖房の細かなコントロールを自分でやるか、ヒーターに任せるか」
ここを意識して選ぶと、自分の暮らしに合った1台を選びやすくなります。
セラミックファンヒーターを比較して選びたい方へ!



他にもあなたにぴったりのセラミックファンヒーターがあるかもしれません。ランキング形式でわかりやすく比較したページも用意しました。



_2025-11-13-21-44-02.webp)







